寺内 吉継


寺内先生

《略歴》
医療法人社団インテリデント理事長/神奈川県大和市開業

東京医科歯科大学非常勤講師
日本顕微鏡歯科学会指導医
AAE認定講師
Toronto大学 Endodontic Study Program 講師
ポルトガルEgas Moniz大学非常勤講師
イタリアDEM Education 講師
2001年:日本歯内療法学会 大会会長賞受賞
2008年:日本歯内療法学会 ワカイ賞受賞

《主な著書》
2020年9月:Pathways of the Pulp, 12th edition, Chapter of management of iatrogenic events Elsevier出版
2020年3月:Endodontics Principles and Practice 第6版 Elsevier出版
2018年9月:MTA全書 クインテッセンス出版
2018年5月:はじめての顕微鏡 マイクロスコープが「見える」「使える」ようになる本 クインテッセンス出版
2015年:Pathways of the Pulp, 11th edition, Chapter of management of iatrogenic events Elsevier出版
2014年:デンタルダイヤモンド 6月号 超音波チップで行う破折器具除去法
2014年:偶発症難症例への対応:ファイル破折の予防策と対処法 ヒョーロン・パブリシャーズ
2013年:Journal of Endodontics 39:1300–5. Terauchi Y et al. Comparison of the time required to create secondary fracture of separated file fragments using Ultrasonic Vibration under Various Canal Conditions
2010年:How to Endodontics クインテッセンス出版
その他多数



「破折器具除去方法の勘所」

【抄録】

歯内療法を進めていく中で最も起きてほしくない偶発症は器具の根管内破折である。特に根管形成前に器具破折を起こすと、器具の根尖側の感染を除去することができなくなり、根管治療の継続不能になる。また根尖病変を伴った感染根管処置をする場合も同様である。そこで確実に破折器具除去をするためのテクニックの一般化が望まれるところである。今回の講演ではエビデンスに基づき、誰でも予知性をもって「破折器具除去が成功する方法」をまとめて解説したい。