青島 徹児


《略歴》
青島デンタルオフィス Aoshima Dental Office

〒358-0011 埼玉県入間市下藤沢484-25
  Tel 04-2965-8123
  Fax 04-2962-4468

1995年日本大学歯学部卒業
1995年同歯科補綴学教室Ⅲ講座入局
1998年都内診療所にて修行
2002年入間市にて青島デンタルオフィス開業

日本歯科審美学会会員
日本顎咬合学会会員及び認定医
American Academy of Cosmetic Dentistry会員
Leading Dentists Association(LDA)会員
Esthetic Explorers 副会長
2011年よりBio-Emulation メンバー
2018年よりoral design メンバー



「Diastema Closing & Class 4 Restoration Technique」

【抄録】

Direct Restorationは世界中で行なわれている修復治療の一手法であり近年では、より審美的かつ自然な仕上がりになるようComposite Resin(以下CR)の色調や光透過性、光の屈折率、蛍光性などを天然歯に近似させるよう開発が進んでいる。そのような点からも以前より増して、審美的結果を得るためのmaterialが整ったと言える。しかしながら前歯のDirect Restorationにおいて、最新のmaterialを使用したからといって、よい結果が得られるわけではなく、色調以外にも形態的バランスやカントゥア、表面性状、艶感など審美的結果を得るためにクリアしなければならないハードルは多数存在する。
今回DiastemaやClass 4を中心に前歯にターゲットを絞り、基本となるpenta-laminar conceptからなる各Aging Stageにおけるシェードテイキングテクニック、マメロンの読み取り方法、正中離開、矮小歯、ブラックトライアングルの閉鎖など審美的結果を得るためのテ各クニックを紹介したいと思う。